授業の準備はいつやるの
皆さん人の前で何かの発表をする時に、何も準備せずに臨むという人はまずいないはずです。もしそのようなことをしてしまって、人前に出て頭の中が真っ白になってしまったら、もうお手上げの状態になります。塾講師のアルバイトに関しても同様のことが言えます。
生徒を前にして授業をする時には、しっかりと下調べをして、その日教えるべき学習内容に関してしっかりと予習して準備する必要があります。中には、自分はアドリブを入れるのが得意なので授業の準備を固めて行いたくないという人もいるでしょう。しかしいくらアドリブが得意だったとしても、それはきちんと下調べをして土台がしっかりとしているのでアドリブを入れられる余裕が生まれます。
準備もせずのアドリブを入れても、授業の質が落ちてしまう可能性もあります。アルバイトといわれると気軽な感じがしてしまう人もいるかもしれませんが、生徒から授業料を受け取り、それが給料となって生徒の前で授業を提供していることに正社員もアルバイトも違いはありません。皆さんは生徒やそのお宝してみれば、プロであることに違いはありません。プロとして恥ずかしくない授業をするために、しっかりと準備をしておきましょう。
授業の準備は、まず1コマでどこからどこまでを教えるかについてみていきましょう。一定の期間内にカリキュラムが終わらないと意味がありませんので、一定のペースで授業を進めていかないといけません。しかしあまりにペースが速すぎてしまうと、授業についていけなくなる生徒が増えます。
このバランスをうまく考えて、どのように授業を進めるかを考えていきましょう。また学習内容の中で、重点的に教えるべき重要なポイントが出てくるかもしれません。その部分に関しては、たとえば自分で詳しい資料を作成するなどしてより生徒が理解できるように副教材を準備するのも有効でしょう。もし授業の準備のやり方がわからないというのであれば、同僚に相談してみるのも一つの方法です。